盆、衝立、吊り花入れの3通りの使い方ができる六角形の組子皿

幅広い用途に使える組子製品

組子細工は日本建築に用いられる伝統的な木工技法で、近年では旅館や飲食店などでも取り入れられ、日本の伝統文化や高級感を表現しています。

高度な組子細工の技術を持つ職人は限られているため、製品は高価で、簡単には手に入りません。
しかし、美しい組子細工は日本人や日本文化を愛する人々から高く評価されており、その需要に応えるべく、レーザー加工で作られた模造品が登場し始めました。
しかし、模造品は本物とは全く異なり、手に取ればその魅力は天地ほどの違いがあることがわかるでしょう。

当店は、本物の組子細工にこだわり、個人でもお求めやすい価格で、日々の暮らしの中で組子細工の魅力を体感していただける商品の開発に努めております。特に本商品は、用途が広く、大変重宝する商品です。

 

こんな人におすすめ

  • 様々な用途に使える組子製品をお探しの人
  • 本物の組子を身近に置いて、時々眺めたい人
  • 写真映えする日本のアイテムが欲しい人
  • 日本茶や和菓子を美しく盛り付けられるトレーを探している人
  • 人形や飾り物を美しく飾る衝立をお探しの人
購入ページはここをクリック

組子とは

日本の伝統工芸の中でも特に人気の高い技法

組子とは、ユネスコの無形文化遺産に登録されている「日本の伝統建築」に含まれる技法の一つで、戸や障子、襖、窓などの建具を作るために日本の伝統建築で使われる技法です。

厚さ1~3mm程度の木材を精密に切り出し、釘を使わずに幾何学的な模様に組み上げる技法で、その起源は飛鳥時代にまで遡ると言われています。

旅館の組子建具

組子細工は、その造形の美しさと職人の手仕事の精緻さから、究極の高級品として崇められています。建築物だけでなく、日用品や小物にも用いられ、日本の伝統文化を身近に感じられるアイテムとして人気です。


作品の特徴

日本を代表する木材「ヒノキ」を使用

組子細工は、古くから日本建築の扉や襖、欄間などに用いられてきました。その多くに使われている木材はヒノキです。
ヒノキは世界最古の木造建築である法隆寺にも使われており、耐久性にも優れているため、古くから日本人に愛されてきました。

 

三色の麻の葉柄

ウェンジ(濃い茶色)、パープルハート(紫色)、ブビンガ(茶色)の3色の麻の葉柄があしらわれたお盆です。それぞれの色は本来の木の色です。麻の葉は数ある組子模様の中でも最もポピュラーな模様で、長寿、魔除け、健やかな成長への願いが込められています。
日本では、これらの願いを込めて麻の葉柄の産着を着せる風習があります。
そのため、この麻の葉模様の商品は、出産祝い、新築祝い、敬老のお祝いなど、様々なお祝いにふさわしい逸品です。


六角トレーの材種

安定の3mm三つ組手

六角形の形状自体が堅牢な構造で、三つ組手も3mm厚の木材を使用しているため、美しさと強度のバランスが取れた作品となっています。
ただし、組子細工自体は釘を1本も使わない工法で作られているため、過度の力を加えないようご注意ください。

持ち上げやすいフレーム

六角形のトレーのフレームは、側面から見ると垂直ではなく、斜めになっています。これにより、トレーをテーブルから持ち上げる際に持ちやすくなります。

六角トレーの枠

取り外し可能なアクリル板

トレーは木製なので水洗いはできません。汚れや水から守るため、トレーの上にアクリル板を載せるようになっています。アクリル板は取り外し可能なので、アクリル板だけを洗うことができます。

付属の脚と花瓶でアレンジメント

トレイとして様々な使い方ができますが、付属の脚と花器を使えばさらに使い方が広がります。
アイデア次第でアレンジも楽しめます。

 

購入ページはここをクリック

作品の使用例

トレイとしての使用例

和菓子やお寿司を盛るお皿として、また、食器や料理を載せるランチョンマットとしてお使いいただけます。おもてなしにも、上品な雰囲気を添えてくれます。

民芸品の台座としてもお使いいただけます。民芸品を単独で飾るよりも高級感が増します。気分に合わせて、お手持ちの民芸品と組み合わせてお楽しみください。

衝立としての使用例

組子の衝立

組子細工はそれ自体が芸術作品なので、オブジェとしてお部屋に飾って職人技を堪能できます。
また、お手持ちの飾り物と組み合わせて、様々なオリジナル飾り物に変身させることもできます。
例えば、雛人形や五月人形は台座や屏風付きで買うと高額になりますが、小さな人形だけを購入してこの屏風と組み合わせれば、とても豪華な雛人形・五月人形セットになります。
いずれも季節物なので、季節が過ぎたらまた別の用途で使うことができ、利用用途が広いです。

花瓶としての使用例

組子の花入れ組子の花入れ

玄関に生花を飾りたい時、数本の花でも華やかに演出できます。花瓶1本だと寂しそうに見えますが、この花瓶なら葉っぱだけでも映えます。
茶道の席でも、生花を数本飾るだけで華やかな床飾りが完成し、洗練されたおもてなしを演出できます。

花器が円形なので、その特徴を活かして斜めにお花を生けることもできます。また、紐の長さを変えることで花器の位置を調整したり、三色の組子柄の向きを変えたりできるので、様々なアレンジをお楽しみいただけます。

 

この作品の製造風景

(1) 木取り

木取り

組子細工の材料となる木材を準備するために、「木取り」の工程が行われます。美しい組子を作るには、正確な寸法の木材を切る必要があり、この工程の一部は機械によって効率的かつ正確に行われます。

(2) 土台を作る(地組み)

地組み

地組みとは、組子模様を埋め込む骨組みのことです。地組みは、等間隔に切り込みを入れた2種類の薄い板を組み合わせて作られます。
切り込みの大きさや角度は決まっており、ずれると板がぴったりと合わなくなるため、高い精度が求められます。

(3) 組子柄を作る

組子を作る

組子柄を作るのに必要な小さなパーツは「葉」と呼ばれます。 
組子柄は、台座に葉を差し込むことで作られます。差し込む向きを間違えると、うまく噛み合わなくなるので、慎重さと根気強さが求められる作業です。接合部には接着剤を使います。

 

(4) フレームを取り付ける

枠を付ける

組子柄が完成したら、三つ組手のはみ出し部分を六角形に切ります。その後、枠を取り付けます。

 


 

日本のお土産に最適

日本の伝統技術を伝える商品は数多くありますが、その価値の高さゆえに価格が高く、お土産として購入をためらってしまうものも少なくありません。
本商品は、本物を求める方に、お手頃価格で日本のお土産を提供したいというニーズに応えた商品です。留学中にお世話になる方への日本土産として、また日本の伝統文化ファンへの贈り物として、ぜひご利用ください。

プレゼント包装

商品には使い方や組子の魅力を説明した説明書が付属しています。

組子の美しさを間近で体感

長寿を象徴する六角形と麻の葉をモチーフにした縁起の良い商品です。
素材の調達からデザイン、製造まで、職人が丹精込めて作り上げた逸品です。
ぜひお手に取って、この素晴らしい逸品を間近でご覧ください。