組子細工の美と技が光る茶棚

飾って美しく、収納にも便利な「組子細工の茶棚」

「組子細工の茶棚」は、日本の伝統技法「組子」で作られた蓋が特徴的な逸品です。日本の伝統文化を発信するTERACE-yaが、海外の方にも手に取っていただき、日本文化を感じていただける商品として初めて企画・制作した商品です。

こんな人におすすめ

  • 茶器や茶道具を美しく飾りたい人。
  • 工業製品ではなく本物の日本の伝統工芸品を求める人。
  • 日本の民芸品を飾るのに最適な棚が欲しい人。
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組子細工とは

複雑で美しい日本の伝統的な木工技術

組子のイメージ

数ある日本の伝統工芸品の中から、今回TERACE-yaが選んだのは「組子細工」です。組子細工とは、釘を使わずに細い木片を幾何学模様に組み上げる技法です。
繊細で日本らしい美しい模様から、古来より親しまれてきた木工技術です。
現代の高級和風建築建具にも用いられ、日本全国で需要があります。そのため、日本各地で組子細工師が活躍しています。その中でも、今回のプロジェクトに協力してくれたのが、香川県で長年、組子障子の伝統工芸士として活躍する森本隆氏です。
森本氏は組子細工において高い技術を持ち、その技を尊敬する多くの弟子を育て続けています。本製品は、森本氏が自らの手で一から作り上げたものです。

森本 隆氏のプロフィール

Mr.Morimoto

1965年高松市生まれ。障子、襖、窓、戸など日本住宅の建具を作る森本建具店の3代目。工芸専門の高校を卒業後、知り合いの職人に弟子入りし、3年間修行。その後、実家に戻り家業を継ぎ、伝統工芸技術「組手障子」の継承のため、現在も精力的に活動している。

「香川県組手障子伝統工芸士」認定
「現代の名工」受賞
「黄綬褒章」受章


作品コンセプト

日本の伝統工芸「組子」×日本の伝統文化「茶道」

 

 

組子細工を用いて茶道具を飾るための収納棚として作られたこの商品は、日本の伝統文化である「組子細工」と「茶道」のコラボレーション作品です。見ても使っても日本らしさを感じていただけます。

作品の特徴

さまざまな用途に利用可能

茶道具を持たない方にも、他の用途に気軽に使えるよう、汎用性の高いサイズにしています。
棚板は可動式なので、棚の高さが可動式の棚で調節できます。棚板と引き出しは取り外し可能です。
棚の中で、引き出しの位置を移動させるには、棚板を置いてからその上に引き出しを置きます。
お気に入りの食器や民芸品、雑貨、日用品などを収納できます。

 


アートパネルとしても楽しめる蓋

組子細工の技法で作られた蓋は、裏面に和紙調のアクリル板、前面に透明アクリル板が張られており、繊細な細工を守ります。
蓋は引き上げることで開けることができ、取り外しも可能です。取り外した蓋は付属のホルダーに立ててアートパネルとしてお楽しみいただけます。

ライティングした組子の蓋

 


どんなインテリアにも合わせやすいデザイン

高級旅館では、障子や間仕切りのデザインに繊細な美しさを持つ組子細工が用いられているのをよく見かけます。
また、JR九州が運行する豪華列車「ななつ星」や「或る列車」の内装にも組子細工が採用され、注目を集めています。


このように、組子細工は日本建築に多く用いられる、日本を代表する木工技術と言えます。

組子細工の技法を取り入れた「組子細工の茶棚」は、キューブ型の可愛らしいフォルムとコンパクトなサイズ感で、和室だけでなくどんなインテリアにも合わせやすいのが魅力です。さらに、手軽に持ち運びできるサイズなので、様々な場所に置いて鑑賞することができます。

 

メンテナンスが簡単

組子細工は美しい一方で、埃がたまりやすく、定期的な清掃が必要です。一般的には、エアスプレーや静電気で埃を払うハンディモップなどで埃を落としますが、この商品は組子細工部分がアクリル板で覆われているため、そのような手間がかかりません。また、蓋を閉めることで、収納物を埃などの異物から守ることができます。

経年変化を楽しむ

この茶棚の素材はヒノキです。
日本の森林はスギとヒノキが大きな割合を占めていますが、ヒノキはスギよりも白っぽく、硬いことから人気があり、日本建築において高級木材として高く評価されています。

古民家の組子障子
上の写真は、飴色に変化した古民家の組子建具です。

ヒノキは最初は白っぽい色ですが、経年変化で茶色っぽく変化していきます。これは天然木の特徴です。天然木なので、硬いものに当たると傷やへこみができることがあります。
ジーンズや革製品のように、経年変化を楽しむ方が多いように、この茶棚も経年変化をお楽しみいただけます。
近年、国内外で古民家が人気を集めていますが、そこに見られる茶色のヒノキの柱や建具も魅力の一つです。長く使い込むことで、より深い味わいが生まれていく変化を、ぜひお楽しみください。

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